俺の中では3人の神がH2Oならこの2人はスーパースター✨ 前編

 

 ブログというモノを始めてもだいたいは放置してしまう輩なんです(笑)  何故なら普段から言いたい放題口にしているのでネタが無い‼︎

そんな男が久々にアップしてみることとした。ある話を聞いて心が揺さぶられたこと、とことん応援しキャリア最後まで見届けようと決意したからです。

 

H2Oとはラグビーファン、特に神戸ファンならご存知と思うが林敏之さん・平尾誠二さん・大八木淳史さん3人の呼び名です。神戸ラグビー7連覇の礎となり当時の日本ラグビーを牽引した代表的な方々です。私の高校時代のお話でした。

時を同じくして私にはスーパースターがいた。スクラムハーフというポジションをやっていた男の最終目標というのか憧れの存在であったのが堀越正己さんだ。早稲田から神戸製鋼へと進みH2Oと同じ時代にプレーした一人であり日本代表として宿沢広朗氏が監督を務めた第2回ラグビーW杯で初めて日本に勝ち星をもたらした桜戦士の一人です。

 

この後から日本ラグビーは衰弱し弱小の一途を辿る訳ですがそれでもスーパースターはいました。例えば大畑大介さん、彼もスーパースターだった。2015年のW杯で知名度を上げた五郎丸歩選手、ラグビーを知らない方々にも覚えられた名前で五郎丸フィーバーと騒がれました。大畑大介さんもそうだったと思う。ラグビーを知らない方々でも名前は知っている、またはラグビーの人でしょ程度は認知度があった。彼も神戸製鋼でプレーをした選手だったっけ。

神戸ラグビーってスゲー、スーパースターだらけだよ→神戸贔屓丸出しの輩です(笑)

 

H2O、堀越正巳さん、大畑大介さんとは異なる感じで見つめているスーパースターが今います。異なるとは? 違和感のある表現になりますが少なくても私の中では生涯スーパースターと位置付ける現役の選手、それは山中亮平選手だ。東海大仰星高校時代に花園で全国に名を知らしめたスター時代、大学進路では東海大に進まず早稲田にやってきた。当時の早稲田といえば早稲田史上最強と呼ばれた清宮監督から中竹監督に変わったというものの大学ラグビーで王者としての存在感は大きかった。そんな時代に1年から才能・センスを見せて魅了しスーパースターorファンタジスタと呼ばせた。f:id:snb02516:20170503122320j:image

この頃の早稲田にいたのが矢富、瀧澤、五郎丸、畠山というメンバーでした。その中で大柄な体型でスタンドオフ(10番の選手、基本的には司令塔の役割となる)を任され彼の左足から蹴られるボールはほぼビッグチャンスに繋がり勝利を呼び込んだ。

この時代から私の中では必ず日本代表として10番を背負い世界を舞台に戦う選手になると思っていた。

4年生の時には辻監督率いる早稲田で副将を務めた日本一はならなかったが準優勝へと導いた。余談ですが翌年に帝京に敗戦して以来連敗記録を更新中であり王座から陥落する。

 

ファンタジスタの早稲田時代を終え次なるステージは日本ラグビーの最高峰となるトップリーグ、入団先は神戸製鋼となった‼︎  その足跡は神戸ファンであり山中亮平に魅了された私には最高のシナリオ、2003年に社会人リーグからトップリーグとなり初代王者となった名門神戸製鋼だがその後の成績は芳しくない。王座奪還への戦力として注目を浴びた。

しかし彼のファンタジスタやらスーパースターと呼ばれたのはココまでだった。この時に代表入りしていたがドーピング違反が発覚する。筋肉増強剤とかいう部類ではなく増毛剤を服用し反応したということ。そのドーピング違反の制裁は厳しいもので2年間の出場停止処分、簡単に言えば追放処分となった。

ラグビーの出来ないラグビー選手なんて単なる人なれどソコは懐の深い神戸製鋼という会社。彼を社員として雇い直し面倒を見たというのだから企業人をやっている私からすれば何という神対応‼︎

後から聞いた話だけどその間に彼の上司となった方は制裁期間を終え選手に戻る時に手放すことを悔やんだというくらい優秀な人材だったという。

彼のラグビー選手として再スタートするのであった。

 

後編へ続く(笑)